◎ 初心者が間違い易い事柄



初心者に、よくある間違いで所得 (評価) が大きく変わってきます



◆ 「所得 (評価) 計算」 等で ” 初心者” が間違い易い事柄


◆ 所得とは、事業者の場合のもうけ (利益) のこと



この利益(もうけ)の計算において、初心者が間違い易いこととして・・・





(1) 事業上、借入した借入金の返済が所得計算ですべて引けるという勘違い
⇒ 引けるのは、利息のみで、元本の返済金は引けません

∴ 当初、借入した時に、その借金を収入にあげていません


(2) 居住している不動産に係る固定資産税等を、必要経費として引いている
⇒ 居住している家屋等の固定資産税は必要経費にならず、
家計費から支払うもの

∴ 必要経費とは、事業上の収入を得るために必要な経費です




◆ 税務相談の中で、”相談者” とのギャップを感じる事柄


◆ 税法は、条件の違いで 結論 (答え) が違ってきます





(1) 相談者は直截的な答えを求めますが、すぐに返事ができるものは少ない

∴ 税法は、適用できる場合にも、色々な条件(制約)があり、
それらをクリアして初めて適用できる・できないとなるからです
時間をかけて色々、詳しい内容を聞かなければ、正しい答えがでません


(2) 相談者は、簡易なものと難しいもの ・ 時間が必要なものが区別できない

∴ 税法は、各種の条件や例外規定も多い為、難しいことやタマ
にしか出くわさない事柄は本などで調べたりして確認(時間)が必要です
突っ込んだ話しをしない税務相談では、一般的・概略的なことしか言えません。




◆ 本来の仕事は、先ず納税者から充分に話しを伺います


(1) 適用可と思った事でも、逐一税法規定を確認し可能かを再度チェックします

∴ 税法は、よく変わるため、現行の規定がどうなっているか
それらを逐一押さえ確認して初めて適用できる・できないとなります
結果として可能という結論であっても、その過程には慎重さを伴ってきます


(2) 実際に書類等を処理し、作成していく過程でも、色々な疑問点が出てきます

∴ 書類や資料等の中から、話だけでは気がつかない事や、資料不足で
税の観点から再度、疑問点を聞いたり、不足資料を依頼したりとなります





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上記は 初心者に多い間違いやギャップです。 取り返しのつかない間違いをすると、所得(評価)計算
税額が大きく変わってくることになりますので、事前に 専門家に確認をしてもらった方がいいでしょう。




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